異色のモノたち

うだるような暑さの中、ブログの更新をしております。

さて、今日は作品や商品のカタチについてです。個人ブランドの方で【本当に個性的】な品を見ることがあります。同業者からすると「それって売れるの?」って思います。大手のブランドや人気ブランドの指輪やネックレスとかでよく売られている商品、人気のある商品ってどこの品も何となーくどこかしら似ていると思いませんか?

まぁ、これは私の自論なんで読み物的に受け流して下さればよろしいかと。。。指輪だったら、丸くて回りに宝石が付いていたり、波うっていたり・・・それがカタチである限りある程度似てしまう。ここに【誰にも似てない、誰も作らない、今までと違った異色のモノ】を取り入れると、それは違うモノに変化してしまう恐れがあるからです。作る本人は別に自分の表現ですからいいんですよ。コアなファンが買えばいいって作り続ければ。コアを通り越してコア過ぎて売れるか分かんないけど

 

作家としては致命的ではあるけれど、売れる品を作るのなら安定を取る。上手ければ、良い物を作れれば売れるプロになれる時代ではないのです。ネックレスや指輪・アクセサリーをデザイン、作成するにあたり地金や宝石・デザインなどを組み合わせて素敵なモノを作り出していきます。人が見て「あら素敵」「カワイイ」という付けてみたいという欲求の組み合わせを抽出する作業が続きます。人が作る=無限ではないということ。宝飾品が作られ今に至る間に、色んな組み合わせやデザインが膨大な数出てきたでしょう。デザイナーや作家が何を主張しようが選ぶのはお客さまです。ブランド名を買うのか、デザインを買うのか人それぞれ。何年も生き残って同じ仕事(デザイナーや作家)として食べて行けていれば、OKなんじゃないかな。

 

人が0から作り出すことはありません。プロであれ、初心者であれまずは基礎を学びます。その過程において基本的なカタチを作り模倣し、自分の技術として吸収し新しいモノ作りへ進みます。他事でもそうです、人間が考える事も自然の中や勉強が基礎。だから、似ていても不思議じゃないと思います。

 

当スクールでも、基礎からしっかりとお勉強して頂きます。卒業までの時間はひとそれぞれ、それも一つの個性です。お気軽に無料資料請求やお問合せして頂けたらと思います。こちらまで↓

 

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