何で商品は似るのだろう？

私ども工房でも手作りの品を作っています。しかし、世の中を見回して見ても、ブランドの原則オリジナル商品があるのですがどうも似ているよう思いませんか？似かよった商品が多いのは事実です。

理由として、購入する側が求める需要の高いデザインであるということが挙げられます。作り手は色々なブランドやショップ・雑誌でアンテナを張り巡らしています。プロですので器用にイメージを作り上げて新作やオーダー品を仕上げていきます。その過程でショップや雑誌で見た商品が知らず知らずに刷り込まれているという状況が発生します。こんな感じが柔らかくていいな、使いやすそうだなぁなど感じたことや想いがイメージを通してお品という物に出てしまいます。

流行りのものなら尚更、何度も何度も画像として目に入りそれがイメージになり、オリジナル品にも影響が出てきます。作り手が意識していなくとも、オリジナルといえどどこか同じような品が並んでしまうのも無理ないのかもしれません。同じような商品が大量に出回ると…供給が過多となり自然と価格は下がります→安いの購入者は増える→人気商品として目に入る→作り手が増えるの循環

個性的で見たことのない商品は、目立ちます。使いやすいとか、売れるかは別としてお客様の目を惹きます。需要が増えると基準価格は高くなります。

私は個性的な商品を高め設定にしている業者さんはとてもステキだと思います。売れようが売れまいが（ｗ　品の価値に対して価格を下げることはいつでも出来ます。上げることが難しい時代だからこそ、高い商品を胸を張って売るという行為って自分の作ったモノに対して自信があるんだと思います。

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