仕事力、コンピテンシーという考え方 1

世の中には『~力』に関しての書籍が溢れかえっていますよね。あれもこれもと呼んでいても自分にはまったく関係のないモノまで集めて本棚の肥やしになっていませんか(w

 

さて、今日は【仕事の力】【コンピテンシー】についてのお話を少々。
仕事と一言に言っても、色々な業種が存在しますので人としての基本的なパターンを中心に考えてみたいと思います。いつも元気に働いている人ってどこか仕事そのものを上手く捉えていると思いませんか?

それって、人間が行動する上で一番大切な『考え、イメージし、どう行動に移すかを決めてから行動する』という行動パターンが当てはまっています。要は物事は考えよう次第とでも言いますか。自分の持つ身につけた力(能力やスキル、特性など)を使って目の前の仕事を淡々と片付けていくだけ。上手く行かないなぁという人は、力が足りないか使い方が違っているかではないでしょうか。

みなさんは近年、よく耳にする【コンピテンシー】という言葉を知っていますか?

コンピテンシーとは高業績者の多くに見られる行動特性のことです。〈ある職務や役割において優秀な成果を発揮する行動特性〉と定義されています。このコンピテンシーを会社内で活用(人事評価や面接・研修・教育など)することにより企業の生産性を高め、社員全体の行動の質を向上しようという取り組みが増えてきています。今までの【標準者】を基準としての評価基準が【仕事のできる人】を基準にスポット対象が変わる社会になろうとしています。

次回は、そもそもなぜコンピテンシーというモノが必要になって来ているのか?というお話をさせて頂きます。