長時間労働の美徳という闇

工場

先日、働き方改革のお話をしました。では、今の日本人の働き方ってどうなんだろう?

日本は、長時間労働をするのが美徳という考え方で働かせている経営者がいます。会社にもそんな上司いませんか?自分の若い頃は云々かんぬん。その長時間労働が美徳というのは【高度経済成長時の日本】の時です。

当時、日本は工業国でモノをたくさん作れば作るだけ収入になりました。要は長時間働けば高い収入になったのです。では、今はどうでしょう。工業国ではありません。でも、そんな美徳を言う人の方が評価されている。おかしいと思いませんか?ネットでモノが売り買いされ、IT化が進んだ現代で労働時間を減らすことなんて簡単なこと。

「男は外で仕事を」「女は家庭を守れ」という固定概念や風潮まで生み出しました。結婚してこんな会社に行っていたら、会社では上司にサービス残業を、家庭では妻に早く帰れと板挟みになってしまいそうですね。

もっと深堀すると、風潮の変わる面白い背景が見えてきます。

1985年のG7の時。輸出主導型の経済構造である日本は円安も手伝い、輸出で独り勝ちしていたことを他の国にぼろっかすに叩かれます。その外圧により、働き過ぎは迷惑という意見に押され政府は労働基準法を改正することになりました。

もう一つは、1991年、日本のバブルがはじけます。不景気に突入し経営者は、社員の残業代を支払えなくなります。高い人件費を賄えなくなった会社は表向きは社員の為にノー残デーなどを作ります。『健康被害や幸せ』を尊重したわけではありません。1960年代は年間総実労働時間の平均は2426時間。今より600時間も長いのです。

私は思うんですよね。年金や医療費がどうのこうの、財政を圧迫しているとか言いますけど、過酷な労働条件で働いて今の日本を支えてきてくれた人たちだったんだって。その先に夢や希望があったから、そこまで働けたんだろうと。

今の若者にそんな夢ってありますか?IT化され知りたいことはインターネットで知ることが出来る。でも、生の仕事に触れる機会は少ない。たくさんの職業に触れ、色んな夢を育んで欲しい。そんな考えで当スクールは『未来授業』に参加しています。みなさんも共に夢を語りませんか?

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