働き方改革

国会で働き方改革案が成立しましたね。でも、何か盛り上がりに欠ける感じ、なんででしょうね。少し日本の風も変わってきましたので、今日はその点について考えてみました。

1、日本の「労働生産性」の低さ。
簡単に言うと、どれだけ効率よく働いているのかという指数です。日本は【長時間労働】【有給取得率の低さ】が世界の中でも悪いことが指摘されています。

背景には、未だに長時間労働が美徳と考える管理者や経営者が存在し、休みが取りずらい、早く帰れない、サービス残業当たり前などの闇があります。今回、この法案成立により

労働時間・・・年間720時間以内、月100時間以内
有休・・・年5日以上

という事が法律で定められましたが、まだ世界基準よりも低いです。

2、非正規・正社員との格差問題
2016年の日本の給与所得者4869万人の平均給与は422万円でした。
(国税庁・民間給与実態統計調査より)

さて、安いと感じますか?それとも高いと感じますか?しかし、よくよく中身を見ると、男性平均521万円、女性平均280万円、2倍近くの男女格差が発生しています。これは男性が総合職、女性は一般職、男性が正規社員、女性は非正規雇用という割合が高いこともあるでしょう。

3、労働人口の不足問題
人手不足は労働市場の需要を供給が上回る状態を示す。それまでいた失業者が大幅に減少し、景気回復局面における雇用者数の増加ペースが1990年以降でもっとも早いみたいです。
しかし、一部業種(飲食業・運輸・郵便・宿泊業など非製造業)など中小企業の人手不足・人材確保が難しい状況にある。24時間営業の中止、営業時間の短縮など影響も出ています。

私の思いつくのは、主だった問題でこんな感じではあるが他にも色々あると思う。では、働く人はどうすればいいのか・・・。会社がやってくれるからぁと、労働者自身が思っていても何も変わりませんよね。改革って言っているのだから一人一人がもっと自分自身の働き方に関心を持って能動的に動いて行くことだと思います。

雇用する側・される側。「何をすればいいですか」「どうすれば幸せ」を考えて欲しいですね。今後、副業も増えて色々な募集もたくさん出てくると思います。デザイナーやブロガーなどそれだけ需要があるということ。

私たちにとっては追い風と感じます。お金の稼ぎ方は自由。毎日、決まった場所・決まった時間に働く。制約があるなかキャリアを飛躍させたいのか。それとも自分に合った働き方を探すのか。ジブン流の働き方改革をしてみませんか?

そんな自由を求める人も大募集中。

記事:てらだ